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2008年3月14日 声をたずねて世界旅《イタリア編》4

2008/03/14
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余り時間を、『カフェ・フローリアン』で過ごそうと広場へ向かう。
たくさんのハトが舞い上がる。遠くて聞こえないが、ハトもイタリア語の腹式呼吸で鳴いているのだろうか?
きっとそうかも?!(ハハハハ・・・・)


しかし、この広場も満潮時になると水びたしになるとか。そしてそうなると、急遽木の板の台を並べて通路を確保するのだとか。
寺院のそばに、その台がたくさん重ねられて置いてあった。

ああ、、やっぱりベニス!
(ここは日本式にベニスと言いたい。)だって私の劇団で「ベニスの商人」を上演した事があるのだもの。(その時の私の役は、あの悪役のユダヤ人、金貸しのシャ

イロック)

『カフェ・フローリアン』に入る。カップチーノをたのむ。やっぱりカップチーノでなきゃ。
というのは前日のミラノの有名な、エマニエル2世ガレリアの通りの、これも有名な喫茶店で、うっかり日本式に、コーヒーを頼んで失敗してしまったのだから。

ああ、出て来たのは、小さなカップに、しかも底の方に1/3ほどの黒っぽい液体!
なんと、こちらではコーヒーとは、エスプレッソのことだったのだ。
ガラス越しに通りを眺める一番いい席でしかめっ面をして、やっとの思いで飲んだのだもの。ハハハハ・・・・!


次回に続く