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2009年8月23日 声をたずねて世界旅《アメリカ編》4
2009/08/23

『日本から片道7時間の、もっとも近いアメリカ!』というキャッチフレーズに続き、
『チェナ温泉の露天風呂につかって、オーロラを鑑賞!』といううたい文句に舞い上がってしまった私。
あくまでも人間の社会や生活に興味があるが、自然現象にはあまり興味の無い私が、飛びつくようにして旅行会社に申し込んでしまったのは、私が大の温泉大好き人間、露天風呂大好き人間であるというせいだったろう。
季節もちょうど暖かい温泉に一番つかりたい真冬の最中で、2008年の2月4日出発との事だったのだ。
ま、オーロラの方も一度は見てみたいとは、思ってはいたのだが・・・・・・。
――いや、正確に言うと、オーロラ鑑賞というよりも、そのオーロラの現場、つまりオーロラを見に行っている人々や、その地の状況や、施設、現地の風景などの全体を見てみたいということだった。現地体感主義の私なのだもの。
そしてやっぱり、私、話し言葉専門のボイストレーナーとしては、アメリカとは言え、カナダの左上に大きく位置するその北限の地の人々は、どのような発声法で言葉をしゃべるのだろうか、という私の探究心によるものでもあったのだ。
また、過去に二度、半月ほどアメリカの東海岸に滞在したことのある私は、もしかしたら、北米本土に比べて、北限のアラスカらしい発声法があるのか、それとも全然無いのか、そんなことを体感したいという気持ちがあるのだった。
――そして、いつものことだが、ほとんど予備知識も、下調べもせず、現地の空気の中に飛び込んで、実感し、体感するという、私らしい旅の流儀を大切にして・・・・・・!